大学の教員・職員へのみち

医療系大学の人事が見た教員・職員になれる人、なれない人

2018-01-01から1年間の記事一覧

18歳人口が減る中での日大の不祥事

夏のこの時期に追い打ちをかける日大の不祥事。志願者数にどれくらいの影響を与えるのか注視が必要だ。 絶対的な知名度とブランド力のある大学で起きた不祥事の影響力を見ることによって、そこまでの知名度のない大学が同じような不祥事に見舞われた時の参考…

東京医科大学の不祥事で新体制はどうなるのだろうか

辞任は予想通りだったが… 今回の東京医大の不祥事は、 理事長と学長の辞任ということになった。 これは予想通りではあったが、辞任は週末の土曜日、 日曜日だろうと思っていたので、 金曜日での辞任というのは早かったという印象である。 経営側のトップであ…

医療系における大学と専門職大学

専門職大学が始まる。これから設置審査が始まるが13校の大学新設の予定で、うち9校が医療・福祉系という。 制度の趣旨から、専門学校の4年制への移行を促す仕組みと考えていたが、実際にそうした動きになっている。 一方で専門職大学を目指さずに、あくまで…

自分の専門領域に関する学科がない大学に勤めるとはどういうことか

医療系大学の状況などを書いている関係上、医療系大学における状況で書いてみたい。多くの場合、他の大学でも当てはまると思う。 例えば、フランス語など第2外国語を専門とする教員が医療系大学に常勤で勤めたらどうなるか。 その大学では本当に必要な教員で…

看護系大学の懐事情

1/3の大学に看護学部など看護師養成コースがあるくらい花盛りの看護だが、その学部もしくは学科の懐事情を気にしている人は多くないだろう。 これだけ花盛りなのだから、懐も暖かいと思う人の方が多いだろうが、そうではない。特に看護だけしかない単科大…